がん予防

がんは予防できるのか?

2016/10/22

現在の日本人の死因の第一位は、「がん」となっています。
三人に一人はがんで亡くなると言われていますが、はたして予防はできるのでしょうか?

昔は、がんにかかると本人には、告知しないのが一般的でした。
がんにかかったら最後、治らない病気、助からない病気という認識が一般的だったからです。

医学の進歩は日進月歩、今でも解明されていない事もたくさんありますが、わかってきた事
もたくさんあります。

原因がわかれば、対処方法もわかってきます。

がんにならない、がんのリスクを減らすことは可能

国立がん研究センターでは、コホート研究として、「多目的コホートに基づくがん予防など
健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」で長期にわたり生活習慣と疾病
の発生調査、研究を行っています。

現時点では、「絶対にがんにならない予防法」は存在しません。
しかし、がんは予防することができる病気になっています。

世界保健機関(WHO)、国際がん研究機構(IARC)での
「発がんにかかわるリスク要因の評価」
世界がん研究基金(WCRF)、米国がん研究協会(AICR)によるリスク要因評価など、
さまざまな研究機関の研究データから、生活習慣や、食物関連要因での、リスクを上げるもの、
リスクを下げるものなどの関連がわかってきています。

これらの研究は、海外で行われたものですが、私たち日本人のがん予防を考えた場合
生活環境や日本独自の食習慣などを考慮した、がん予防法でなければ実情にあわない予防法に
なってしまいます。

がんを予防する、5つの健康習慣

これらの海外での研究結果に、日本人を対象とした長期的な生活習慣と疾病との研究成果が
国立がん研究センターから、「日本人のためのがん予防法」として発表されています。
これらは、「科学的根拠にもとづいた」結果とされています。

  1. 禁煙
  2. 節酒
  3. 食生活
  4. 身体活動
  5. 適正体重の維持
  6. 感染
    このうち「6.感染」以外は生活習慣に関するもので、生活習慣の改善でがんになる
    リスクを減らす事ができるとしています。
    つまり、生活習慣の改善で、がんは予防できる病気と言えるのです。

 

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