たばこの発がんリスク
2016/09/28
たばこはがんのリスクを高める
たばこの煙には、多くの発がん物質が含まれています。
「たばこ」が肺がんのリスクを高める事は周知の事実ですが、
1日あたりの喫煙本数、喫煙年数が長い程、肺がんリスクは
高まります。
たばこを吸う人のがんリスクは、吸わない人の1.5倍
国立がん研究センター 予防研究グループの調査によると
たばこを吸う人のがんリスクは、吸わない人の1.5倍という
研究結果が発表されています。
また日本人の死因第一位の肺がんについては、男女ともに4ー5倍
たばことの因果関係の強い咽頭がんについては10倍以上と考えられています。
受動喫煙リスク
最近は、職場、街中、カフェなどでも分煙が広まってきているので、昔に比べてそのリスクは
減っています。
少し古いデータですが、1965年、国立がんセンターの調査では、たばこを吸わない女性
でも夫が1日1箱以上のたばこを吸っていると、妻の肺がん死亡リスクは約2倍になるという
調査結果が出ています。