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受動喫煙による日本人の肺がんリスク約1.3倍 肺がんリスク評価「ほぼ確実」から「確実」へ

2016/09/20

国立研究開発法人国立がん研究センターは、受動喫煙のある人はない人に比べて肺がんになるリスクが約1.3倍との研究結果を公表しました。
(http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160831.html)

受動喫煙のリスクは確実

最近は、職場や街中でも分煙化が進められていますが、日本は、諸外国に比べて
受動喫煙の対策が不十分と言われています。

直接、自分が吸うわけではないので、そんなに影響はないだろう...
と思いがちですが、実際には受動喫煙による健康被害は喫煙者のものを上回るとも
言われています。

肺がん、副鼻腔がん、子宮頚がんなどへのリスクが高まり、がん以外にも
脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化などへも影響があることがわかっています。

たばこの煙はかなり広がる

日本禁煙学会から、2006年に発表された資料
屋外における受動喫煙防止に関する日本禁煙学会の見解と提言」によると

無風という理想状態下で、ひとりの喫煙者によるタバコ煙の到達範囲は
直径14メートルの円周内である。複数の喫煙者が同時に喫煙する場合は、
この直径が2~3倍以上となる。

実際、街中で歩きタバコをしている人の後ろを歩いた時など、かなり離れた距離でも
風向きによっては、タバコのにおいを感じる時があります。

タバコの煙で、最も有害物質が多いのが、副流煙

タバコの煙には3種類あります。

  • 喫煙者が直接吸う「主流煙」(しゅりゅうえん)
  • 喫煙者が吐き出す「呼出煙」(こしゅつえん)
  • タバコの先からでる「副流煙」(ふくりゅうえん)

この中で有害物質が最も多いのは、副流煙です。
受動喫煙では、この最も有害物質が多い副流煙と呼出煙が混ざった煙を
吸わされているということです。

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