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塩分

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日本人の典型的な朝食と言えば、塩鮭、干物、梅干し、漬け物、みそ汁など味の濃い塩分の多い食習慣があります。
日本人に胃がんが多い原因として、この塩分摂取量が多いことが上げられています。
国立がんセンターの多目的コホート研究の10年間の追跡調査で、塩分摂取量が最も多い群と少ない群の胃がんの発生率は2倍近い差があるというデータがあります。(男性の場合)

食品のパッケージを見ると、ナトリウム量と食塩相当量が表示されている場合があります。
塩分とは、物の中に含まれている塩の量の事ですが、そもそも塩とはなんでしょうか?

塩(食塩)は、ナトリウムと塩素からできています。

2015年4月に食品表示法が施行されました。
加工食品の栄養表示が義務化され、下記の5項目は表示しなければなりません。

  1. エネルギー
  2. たんぱく質
  3. 脂質
  4. 炭水化物
  5. 食塩相当量

これまで、「ナトリウム」だった表示は、「食塩相当量」になります。
加工食品等は経過措置期間が5年ありますので、2020年までには表示が「食塩相当量」に変わりますが、それまでは「ナトリウム」表示を「食塩相当量」に計算する必要があります。

ナトリウムとは、食塩に含まれる成分

ナトリウム=食塩ではありません。
ナトリウムは、食塩に含まれる成分の一部なので、ナトリウム量から塩分(食塩量)を把握するには、計算をしなければなりません。

ナトリウム量から、食塩相当量を求める計算式

ナトリウム量(mg)× 2.54 ÷ 1000 = 食塩相当量(g)
ナトリウム量(g)× 2.54 =  食塩相当量(g)

計算式に出てくる、2.54という数字は下記から求められてます。

ナトリウムの原子量22.99、塩素の原子量は35.45
(原子量とは比較的な質量)
食塩(塩化ナトリウム(NaCl))はナトリウムと塩素が結合したものであることから、分子量は58.44(22.99+35.45)

食塩:ナトリウムで、ナトリウム1に対して、食塩量をxとすると
58.44:22:99 = x:1
x=58.44/22.99
x≒2.54

食塩相当量とは
食品中のナトリウムは、食塩以外でも含まれる事があります。
ですので、正確には、ナトリウムから求めた値は、食塩量ではありません。
実際には、食塩ではないけど、食品中のナトリウムを全て食塩として換算した値が食塩相当量と言う事になります。

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