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がんとはどのような病気なのか?

2016/09/21

がん発生のメカニズム

人間の身体は、60兆もの細胞から出来ています。
日々、約2パーセントの細胞が死滅と再生を繰り返し、新しい細胞と
入れ替わります。

これらの細胞に異変が起こり、異常に増殖を続け、他の臓器などに
転移するのが悪性腫瘍(がん)です。

細胞は、遺伝子情報を元にコピーされて再生しますが、このコピーの
時にミスが起き、正常にコピーされない細胞が発生します。
この異常細胞が、がん細胞ですが、いきなりがんになるわけではありません。

細胞のミスコピーは、誰にでも起き、1日数千個のミスコピー細胞が
できていると考えられています。

がん発生を防ぐのは、免疫細胞の働き

正常にコピーされない細胞は、誰にでも発生しているのに、がんにならないのはなぜでしょうか?

人間の身体の中には、免疫細胞があり、主体は白血球ですが、その中でも
白血球の一種、リンパ球細胞は免疫機能の中で、中心的役割を果たして、
がん細胞を攻撃し、死滅させます。
免疫力が下がると、がん細胞を全て死滅させることが出来ずに、残って
しまうことになります。

がん細胞の増加と免疫機能

一方、免疫力が変わらなくても、正常にコピーされない異常細胞(がん細胞)が
増えすぎると、免疫細胞の処理能力を超え、結果、がん細胞が残ってしまいます。

正常にコピーされない異常細胞が出来てしまう原因は、発がん物質などの影響で、
遺伝子情報が傷つけられることによって、発生すると考えられています。

がんとして発見されるまでには、長い年月がかかる

免疫機能を潜り抜けて、生き残ったがん細胞は、異常な増殖を繰り返し、大きな細胞の
かたまりとなっていきます。

最初のミスコピーから発生した1つの細胞が細胞分裂によって、増殖を繰り返しますが
微小ながんは目に見えないので、発見されません。

人間ドックなどの検査で、がんとして発見されるまでには、10年から20年の歳月が
かかり、細胞の数が10億個、直径約1センチ、重さが約1グラム程度になると
レントゲンなどの画像診断で発見されるようになります。

がん予防ポイント

このように見ていくと、がん細胞が発生してしまうのは...

免疫力が落ちて、がん細胞を攻撃することができず、がん細胞が身体の中に残ってしまう。

発がん物質などの影響で、がん細胞が増えすぎて、免疫の処理能力を超えた。

これら、2つの事が言えると思います。
では、具体的には、どのような事に気をつけて、日常の生活を送ればいいのでしょうか?

がんは免疫機能の低下で起きる病気

 

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